「飲む日焼け止めサプリメントを飲んだら塗る日焼け止めはいらなくなるんですか?」
何も知らない状態で飲む日焼け止めの話を聞いたらそんな風に思ってしまいますよね。
でも残念ながら飲む日焼け止めサプリメントを飲んだからといって、日焼け止めクリームがいらなくなるわけではありません。むしろしっかり併用して紫外線対策をすることが大切です。
「え、じゃあ飲む日焼け止めって飲む意味ないんじゃないの?」
そんなことはありませんよ。ちゃんと併用することで相乗効果が得られるのです^^
Contents
まずは飲む日焼け止めと塗る日焼け止めの効果を確認!

飲む日焼け止めと塗る日焼け止めを併用した方が良い、ということを理解するためにも、まずはそれぞれの効果を簡単に理解していきましょう。
1.飲む日焼け止めの効果
飲む日焼け止めは紫外線によって生成された活性酸素を、摂取する成分の抗酸化作用によって体内から除去する効果があります。
ただし、飲む日焼け止めは100%全ての活性酸素を除去できるわけではなく、成分の摂取量や期間によってUV保護効果が変わってきます。
そして最大の効果が得られるように摂取したとしても約56%のUV保護効果となります。
つまり、飲む日焼け止めサプリメントをどれだけ摂取しても約44%の活性酸素は残ってしまうわけです。
2.塗る日焼け止めの効果
塗る日焼け止めはクリームやスプレーで肌の外側から紫外線をブロックする効果があり、肌の中に活性酸素を生成させないようにすることができます。
これはこれで紫外線対策としてはすごく効果的です。
紫外線が肌に当たると活性酸素が生成→メラニン生成→シミや黒ずみ、というサイクルになるため、シミやシワ、たるみにならないために塗る日焼け止めを塗って活性酸素ができないようにしているわけですからね。
ただし・・
- 塗れない部位の紫外線ケアができない(頭皮や目、指先、サンダル焼けなどに)
- 敏感肌だと肌荒れしやすい
- そもそも肌が弱くて使えない
- 海やプール、汗で流れやすい
- 化粧崩れしやすくなる
- 2時間おきに塗り直さないといけない
- 顔だけで1回に500円玉サイズの量を使わないと効果がない
- 500円玉サイズも塗ったら白塗りになる
- 室内でもこまめに塗らないといけない
飲む日焼け止めと塗る日焼け止めを併用すべき理由
このように、飲む日焼け止めサプリメントは飲み続けても100%紫外線を防ぐことはできません。
ただ、以下の比較図のように塗る日焼け止めのデメリットを打ち消してくれる効果があり、飲む日焼け止めが塗る日焼け止めを補っていることが理解できると思います。
塗る日焼け止め | 飲む日焼け止め |
塗れない部位の紫外線ケアができない 頭皮や目、指先、サンダル焼けetc |
身体全体のケアができる |
敏感肌だと肌荒れしやすい | 副作用なし |
そもそも肌が弱くて使えない | 副作用なし |
海やプール、汗で流れやすい | 流れる心配はいらない |
化粧崩れしやすくなる | 崩れる心配なし |
2時間おきに塗り直さないといけない | 1日1〜2回飲むだけ |
顔だけで1回に500円玉サイズの量を使わないと効果がない | 1日1粒〜4粒だけ |
500円玉分も塗ったら白塗りに | 外見の影響なし |
室内でもこまめに塗る必要あり | 飲むだけで終わり |
以上のことから、飲む日焼け止めサプリメントと塗る日焼け止めは『どちらか』ではなく『どちらも』併用して使うことが一番紫外線対策効果が高いと言えます。
塗る日焼け止めにストレスを抱えていた人は楽になるかも!

飲む日焼け止めを飲み続けていると段々UV保護効果が高くなっていくため、塗る日焼け止めの量を減らしていっても日焼けでヒリヒリしたり赤みが出づらくなってきます。
ですので、
- 敏感肌で日焼け止めクリームを塗るたびに肌荒れを起こしている
- 汗っかきでクリームがすぐに落ちてしまう
- 海やプールで日焼け止めクリームが塗れない
まとめ:
飲む日焼け止めサプリメントを飲んだからといって塗る日焼け止めが不要になるわけではない、ということをお伝えしてきました。
飲む日焼け止めと塗る日焼け止めは併用することで肌の「内側」「外側」両方から紫外線対策をすることができます。
両方使ってケアするのは大変そうに感じるかもしれませんが、サプリは一瞬で飲むだけですし、費用が心配な人は最悪紫外線が強い春先から夏にかけて(4月〜9月)の期間だけでも良いと思います。
将来紫外線がシミ、シワ、そしてたるみにまで大きく影響することが研究結果で出ているので、10年後・20年後にヨボヨボのおばあさんのような容姿にならないよう今から予防しておきましょう^^
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